暗黒界

Main Deck-40
Monster22
3 暗黒界の龍神グラファ
3 暗黒界の術師スノウ
3 暗黒界の狩人ブラウ
2 暗黒界の先兵ベージ
3 トランスデーモン
2 魔界発現世行きデスガイド
2 トラゴエディア
1 ダーク・アームド・ドラゴン
1 クリッター
1 魔轟神レイヴン
1 エフェクト・ヴェーラー

Magic8
3 暗黒界の門
1 死者蘇生
1 大嵐
1 手札抹殺
1 おろかな埋葬
1 闇の誘惑

Trap10
3 リビングデッドの呼び声
2 聖なるバリア-ミラーフォース
2 激流葬
2 奈落の落とし穴
1 神の宣告

Extra Deck-15
1 天狼王ブルー・セイリオス
1 天刑王ブラッ・クハイランダー
1 エンシェント・フェアリー・ドラゴン
1 スターダスト・ドラゴン
1 発条機雷ゼンマイン
1 虚空海竜リヴァイエール
1 No.17リバイス・ドラゴン
1 インヴェルズ・ローチ
1 ガガガガンマン
1 ジェムナイト・パール
1 ラヴァルバル・チェイン
1 交響魔人マエストローク
1 No.50ブラック・コーン号
1 聖刻龍王-エネアード
1 No.22不乱健

Side Deck-15
1 メタモルポット
1 sin スターダスト・ドラゴン
3 サイクロン
2 王宮のお触れ
2 次元幽閉
2 マインドクラッシュ
2 魔のデッキ破壊ウイルス
1 闇のデッキ破壊ウイルス
1 暗黒の瘴気


・トランスデーモンとレイヴンの枚数
この2種は手札を能動的に捨てることのできるモンスターですが、トランスは破壊され墓地へ送られたときに除外されている闇モンスターを回収できる、レイヴンはチューナーという特徴それぞれを持っています
なぜトランスを3枚採用しているかと言うと、この回収する効果にも重点を置いています。
門で除外したカードを回収できるのはもちろん、墓地にトランスがいる状態で大嵐やサイクロンにチェーンしてリビングデッドを発動するとアドバンテージの損失を軽減することができます。
このギミックのおかげで、暗黒界と相性のいいリビングデッドの呼び声を無理なく3枚採用することができました。
また、ビートダウンの動きをするときには攻撃時は高打点、返しに戦闘破壊されてもアドバンテージを失うことはなくかなりスペックの高いカードです。
レイヴンは1枚しか捨てない場合やベージが絡まない場合はトランスに劣りますが、レイヴンでなくてはいけない盤面を解決するためにクリッターからのサーチ先として1枚採用しています。

・魔界発現世行きデスガイド
今回暗黒界を使用しようと思ったきっかけはこのカードです。
もともと単体のカードパワーが高いカードですが、暗黒界とは特に相性がいいです。
単に3エクシーズを作るだけではなく、ブラウやリヴァイエールを出してグラファに繋げたり、クリッターを墓地に送りリビングデッドを機能させたりとデッキを安定させてる大きな要因です。
特にクリッターを機能させやすくなるというのが重要で、メインのレイヴンやヴェーラーも1枚という枚数でも大きな意味を持ちます。

・トラゴエディア
簡単に場に出せて、簡単に3000という打点や守備を作れるいいカードです。
ミラーでも強く、グラファに殴られてトラゴエディアを出し、グラファを墓地に送りつつ相手のグラファを奪えます。
この動きで暗黒界を召喚してグラファをを特殊召喚し門があれば3000+3000+手札3枚以上で8000に届きます。
悪魔なので門で除外でき、闇属性なのでトランスで回収できます。
大嵐チェーンリビングトランスでアドバンテージの損失を防ぎつつ1キルを防ぐというかなり強い受けの動きもあります。

ダーク・アームド・ドラゴン
墓穴型の暗黒界とは相性が悪いですが、モンスターで戦う暗黒界とは非常によくマッチします。
暗黒界のデッキの性質上、召喚反応系の罠は序盤に消費させやすいので、攻撃反応が残った場に降臨して壊滅させることもよくあります。

・エフェクト・ヴェーラー
もともとは月の書でしたが、止めたいカードを考え直すとヴェーラーでも問題なかったので、クリッターからサーチできるヴェーラーに変更しました。
もともと月の書で止めたかったのが、トランスとレイヴン、デブリドラゴンでした。
トランスとレイヴンは場に残すということが大事で、初動のこれらに激流葬や警告を打つと門が機能してしまいますので、場に残せるヴェーラーは非常に有効です。返しで戦闘破壊しないといけないというデメリットもありますが、これも月の書と同じです。
またリビングクリッターでサーチすることで大嵐からの1キルのケアをすることもできます。

・ミラーフォースと次元幽閉、奈落の落とし穴と神の警告
今回の罠の採択で重要視したのはライフを守るということです。
暗黒界は早いデッキではなく、手札抹殺を握ったときや、手札に暗黒界しかない、もしくは暗黒界を捨てるカードしかないなど時間を稼がなくてはならないことがよくあります。
次元幽閉は環境にマッチしていて、暗黒界やカオスドラゴンに対してミラーフォースより効果的です。しかしライフを守ることに関してはミラーフォースには劣ります。
奈落の落とし穴は、次元幽閉の不採用により暗黒界やカオスドラゴンに効果的であること、神の警告はモンスターを除去できるがライフは失ってるのでライフを守るという目的に反しているためにこのような採択となりました。
次元幽閉とミラーフォースに関してはまだ悩んでいますのでこれからの環境を見て考えていきたいです。

シンクロモンスター
ブラックローズの不採用、フェアリーの採用が目立つところだと思いますのでそこに関してです。
まずブラックローズですが、出したいと思う場面が限りなく少なかったため外しました。
フェアリーはミラーマッチで強さを発揮します。3000という守備は門グラファで突破できず、門を破壊し門をサーチしてアドバンテージを突き放します。
ミラーマッチは門の維持がかなり重要になってきますので、このカードを出すことができれば有利に試合を進められるでしょう。

・エクシーズモンスター
ランク3は基本的な3枚です。
パールは1度入ってなくて詰んだことがあったのでホープと差し替えました。
ランク4は選択肢が多いのでまだこれっていう固定が見つからないのでこれからの調整でも変わってくると思います。
ランク8は2種両方採用ですが、どちらか1枚と言われたらエネアードを選びます。

・サイドデッキ
 ・メタモルポット
  強力な効果を持ってますが、どのデッキ相手にも強いわけではないのでサイドから相手に合わせて投入します
 ・sin スターダスト・ドラゴン
  手軽に出せるウイルスの媒体です。
 ・サイクロン
  苦手な永続を割ります。メインの採用も試しましたが、ミラーマッチで強いというリターンよりも、
  罠なし系統のデッキに対するリスクの方が大きく感じたためサイドに落ち着きました。
 ・王宮のお触れ
  ガジェットを主に意識しました。先行ギアギガントXの処理を考えると、グラファでの処理は期待できなく、
  サイバードラゴンもマクロコスモスの存在から安定して処理は任せられない。強制脱出装置が一番理想的ですが、
  今回は効果を2回使わせて他の場所でアドバンテージを取り返すというプランにしました。
  もともとはライコウのスペースだったんですが、1対1しか望めないライコウよりも、
  1対2以上の交換(擬似的にですが)を望めるこのカードを採用しました。
  サイクロンに割られるというデメリットもありますが、あまりお触れが警戒されないのか
  門に容易にサイクロンを発動してくれるので、後半のお触れが非常に強力です。
 ・マインドクラッシュ
  カオスドラゴンの黄金櫃、マーメイルなどに対して効果的です。
  黄金櫃からの大嵐を落とせれば勝てると思って採用しましたが、安直すぎるので変わる可能性が大きいです。
  暗黒界なので最悪でも腐らないです。
 ・次元幽閉
  ミラーフォースとの差し替え、除去の追加です。
 ・魔のデッキ破壊ウイルス
  環境に刺さるデッキが多数存在し、暗黒界は媒体を用意しやすいです。
  メイン不採用はミラーマッチを強く意識したためです。
  次元幽閉や奈落などのケアもできます。
 ・闇のデッキ破壊ウイルス
  HERO系統のデッキに対してのカードです。
 ・暗黒の瘴気
  メインでの不採用の理由は、1ターン目に発動できない、相手の墓地にモンスターがいないと使えないため
  初動になりえないので、暗黒界を捨てるカードとして見るには不安があるためです。
  メタカードとしてはいいカードだと思うので、2枚目の採用も検討します。

解説は以上ですが、質問や意見などありましたらコメントお願いします。

またツイキャスで解説もしてますので、時間がありましたら録画の方も見ていただければと思います。